伝えたいのは、「大学はメチャクチャ楽しいよ」っていうこと。
国際地域学部 国際地域学科
千賀子(Chikako)さん

Q:国際地域学科を選んだ動機を聞かせてください。
とにかく国際関係について勉強したかったんです。
中学生ぐらいから海外に関心がありました。私の地元の群馬県沼田市は、レタスの生産が盛んで中国人の研修生を受け入れているんです。
1年から2年の間レタス農家に滞在して、そこで作業を覚え、お金を稼いで、中国に帰って行く。その様子を小さい頃からずっと見ていたんです。その頃から海外と触れ合っていたんですね。
Q:現在はどのような内容を学んでいますか?
子島先生のゼミでフェアトレードについて学んでいます。
研究課題は「ノクシカンタ」というバングラデシュの刺繍についてです。
>> 子島先生リンク
Q:「ノクシカンタ」を研究テーマに選んだのはどういうきっかけからですか?
もともと民族に興味がありました。特に、民族衣装とか伝統的な織物です。それが理由で、子島先生のゼミをとっていたんです。そこで、ノクシカンタというバングラデシュに伝わる伝統的な刺繍があるのを知りました。
すごく興味が湧いて、そこからフェアトレードを勉強するようになりました。
Q:研究を進めてみてどうですか?
「ノクシカンタ」は、与えられる援助に頼るだけではなく、農村の女性たちが経済的に自立して、生活して行く術を探すことが目的で商品化が始まったんです。今まで家事をするだけだった女性達が、フェアトレードで手に職をつけることによって、自分の稼ぎで子供を学校に通わせられるようになったり、自分に自信が持てるようになる。これからはこういうことがやりたいという、自分の夢を持てるようになる。そういうところが、すごいなって思っています。
こういうことを勉強していると、たまにくよくよする時があるんですけど、自分は恵まれているんだなってすごい感じて…頑張らなきゃって思いますね。
Q:高校までの勉強とは違いますね。
違いますねえ。
高校では、このようなことは学べなかったので、それが大学に来て一番良かったなって思うことですね。
Q:実際に研究対象になっているバングラデシュに行くこともありますか?
いえ、私は、まだ実際には現地に行ったことはないんです。去年の夏休みに、卒論を書く上でも勉強になると思って、NGOのスタディツアーでバングラデシュに行く予定だったんです。でも、出発の2日前にバングラデシュで爆弾事件が起こってしまい、そのスタディツアーが中止になっちゃったんですよ。今度の夏休みに、子島先生が板倉キャンパスだけで試しにスタディツアーをやってみようという企画があるんです。今度は行けるといいなあと思っているんです。
直接現地の人達と話が出来たらいいなあと。
Q:充実しているゼミのようですね。
私の学んでいる子島ゼミは、全員の卒論の内容がバラエティに富んでいます。民族のこと、食文化のこと、国際協力のこと。
フェアトレードがビジネスとして成長しているのか、定着しているのかという経済学的な観点からも、国際協力にアプローチすることが出来ます。
Q:従来までの経済学、民族学という枠の中で勉強するだけではないのですね。
そうですね。本当にいろいろな視点で見ることが出来るんです。すごくお勧めです。

Q:ゼミ連(注)の代表をしていると聞きましたが、印象に残っている活動はありますか?
去年の夏に行った就職セミナーや板倉祭ですね。
就職セミナーの時は、ちょうど実行委員をやっていたので、中心でやらせてもらっていました。4年生の先輩がすごくサポートしてくださって、内定している人の情報を頂いたりしました。3年生全体には、アンケートを取って、皆がどういう業種の話を聞きたがっているのか、どういう事を知りたがっているのかということをまとめました。内定している人の中から、出演してもらう人を決め、決まったらその人に就職活動でどんな事をしたのかインタビューしたんです。結構大変でしたね。
ゼミ連(注):国際地域学科3年生演習ゼミナールの、学生代表で構成される「国際地域学ゼミナール連合」の略称。 学生自身の発案による様々な活動を行っている。
Q:活動をやっていてよかったと思ったことはありましたか?
就職セミナーの時は、何回も宣伝したおかげだと思うのですが、100人以上の人が来てくれて。「大成功!」って形で終わりました。その後、アンケートを取ったんですけど、「またやってください」とか、「良かったです」という感想をもらえました。
そのアンケートを見ていたら、やってよかったなってすごく思いました。
雷祭では、ゼミの活動をポスターを作って宣伝しました。見た人の中には、「活動してるって感じがしてイイネ」とか、「ゼミ連楽しそうだね」とか。そういうことを言われると、大変なんですけど、やっていて良かったなって思いました。
>> 雷祭(板倉キャンパス・学園祭)

Q:今後の進路について聞かせてください
両親に地元で就職して欲しいと言われていまして。Uターンがメインです。
都内で、いくつかやりたい仕事はあるんですけど。それがダメだったら地元に帰って、地元の企業で就職しようと思っています。地元の村が中国人の研修生を招いていることもあって、どういう形でもいいから海外に関係する仕事に携わっていけたらいいなと思っています。

Q:受験生の皆さんにメッセージをお願いします。
伝えたいのは、「大学はメチャクチャ楽しいよ」っていうこと。
周りに同じことを学びたいっていう人がいるから、突っ込んだ話が出来たり。そういう真面目な面もあるけど、すごいバカ騒ぎ出来ることもある。
大学に来て、本当に自分に合う友達が見つけられたなって思うんですね。
だから、勉強も大事ですけど、すごい楽しく学生生活を過ごして欲しいなって思います。